10時より執り行われた大叔父の葬儀。
享年98歳。前日まで普通に生活、朝方容態が急変、そのまま眠るように息を引き取ったとの事。いわゆる大往生。人はいつかこの世から去る運命。だとしたら、大叔父のように逝けるのは本当に幸せなことなんだろうと思った。
ここ最近、戦って戦って、戦い抜いてこの世を去っていった人ばかりを見ていた気がするから、大叔父の生前とまるっきり変わらない、それこそ「眠っているような」亡骸は人生のハッピーエンドですらあると感じた。
葬儀の前に、生前の大叔父の映像を動画編集したものを上映したが…BGMが大音量の小田和正「たしかなこと」。…故人が好きだったのか?いやでも故人は詩吟が大好きだったはずで、うーん(w
数時間後、長野からやってきた叔母を拾い再度合流。その後従妹の納骨堂参りと墓参り。そのまま叔母はばーちゃんの施設に行くために駅に送っていく予定だったのだが、なんか急遽向こうで食事会をすることになり、俺も同席する話になったため、俺が車で叔母を乗せてばーちゃん施設に。
そして超久々の回らない寿司。これは流石に旨かった!
その後ばーちゃんの面倒を見ている叔母Bの家に招かれた。
以前から俺日記を読んでいる人は知っているかもしれないが、介護その他の件で意見が食い違ったり衝突したりで、色々わだかまりが消えなかった叔母Bだったのだが、そのことはもう考えないことにした。人間だから、その時その時で色々な感情がある。それにいちいち全部突っかかっていくのはとても疲れるし、面白くないことだ。
もしかしたら今日の流れは大叔父が作ってくれたものかもしれない。 そう思ったら、なおさら俺が突っ張るのは無意味だし失礼なことだと感じた。
だから、もう考えない。そう思ったら少し気持ちが楽になった。
叔母Bの家では初めて会った従弟の子供達にものすごく懐かれた。特に3歳の娘。もうとにかく可愛い。そういやうちの娘もこうだったなぁ。
別れ際、きっとまた遊びに来てねと念を押された。
うん、間違いなく来るよ。うちの娘らも連れて。
とても楽しい時間をすごさせてもらった。大叔父さん、ありがとう。
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