吉田戦車の大ブレイク作(だと思う)。私もこの作品で彼を知りました。ご意見いろいろお有りと思いますが、私はこの作品のお陰で「不条理」というジャンルが確立したのだと思います。そういった意味で、いろんなマンガ家に多大な影響を及ぼしたこの作品、一度は目を通されることを切に希望(^^)
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いきなり帯に「’75年は吉田のものだ!!」ときたもんだ(^^)ということで不条理なのは内容に及ばず、本の作りにまでおよんでいる(唯一「ページ番号」のみきちんとしているので乱丁落丁と区別できる)。肝心の中身の方だが、やくざシリーズ、渋谷区シリーズ、「ねぎ」シリーズ、かわうそシリーズなど、秀抜なものも多い。(なお、シリーズ名は私が勝手に付けたものである事をご了承ください^^;;) |
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「斎藤さん」「くま」登場。「かわうそ」「すずめ」シリーズも一番ノリがいい頃。個人的に好きな「たいへんロボ」もこの巻。(って1回しか出てないんだが)ちなみに前巻と違い、本の作りは完璧なまでに普通だったりする。 |
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せっかく2巻できちんとした本の作りがこれこのとおり、ってなもんである。かわうそ友達シリーズが笑える。中でも「コーラー」ばあさんはベストと思う。あと、山崎先生、しいたけ登場。「下の人などいない」シリーズスタート。カバー裏に有名漫画家の書いた「伝染るんです」が36本も載っていてお得。 |
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「しいたけ」「下の人など」「山崎先生」シリーズが好調。「約束」シリーズスタート。のちの「ぷりぷり県」に登場する「丸バナナ」が初登場していたりする。あと、1巻の138ページがいきなり入っていたりもする。 |
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最終巻。後の「一生懸命機械」に受け継がれる(?)かわうそ機械シリーズスタート。従来より20%も安い本書だが、その分ページ数も… |