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もういくつねると大晦日

 明けましておめでとうございます。あと少しだけ、私のくだらないひとりごとに付き合って下さい。(←このコーナーだけ読み飛ばされてたりして)。さて、いつもの調子に戻らせてもらうとしよう。
 皆様はどのような形で新年を迎えられたであろうか。生活環境が変わるとともに、また、年齢とともに迎え方も変わっていくものと思う。私の場合は以下のように変化していった。

  6〜11歳:家族と家で迎える。テレビで「行く年来る年」を必ず見、民放がすべて同一放送になるのを「ああ、年末はみんな協力するんだな」などとひとりで感心する(私の地域の民放は当時2局しかなかったので日テレとTBSしか確認はしてないが。最近はどうなのだろう)。そしてカウントダウンが始まると、年が変わる瞬間を絶対見逃さないように瞬きすらしないで画面を凝視する。その後、近所の神社へ初詣に行き、おみくじを引いて、夜店でドングリ飴買って、帰って寝る。が小学校の間続いた。ちなみにこの間、初日の出を1度も見てないような気がする。今も昔も朝は弱い。
 12〜17歳:ちょうどこのころからアマ無線をはじめたこともあり、電波の上で「おめでとう」をいうのが結構楽しみだった。そして初日の出を友人と見に行くようにもなった。だが、ここでショッキングな事件に遭遇してしまう。高校1年のときだが、「ヤンキー」にからまれてしまうのである。市内の山に登って見ようとしたのだが、山の中腹で遭遇した彼らは頂上までずっとからみ続けたのだ。頂上に着くと解放されたが、友人と二人で生きた心地がしなかった。「ヤンキー」の皆様、元日ぐらい休業しましょう。
 18〜22歳:高校時代の友人たちと徹夜で「ファミコン」「ウノ」「モノポリー」をする。ちなみに年末に限らず、休み前は割とこのパターンで過ごしていたのであまり新年を迎えたという気にならないのが欠点だ。この間一回だけ彼らと過ごさず、「ディスコでカウントダウン」というのも体験した。
 23〜現在:バンド「若衆」に入ってからは、既に家族同様の付き合いである彼らといっしょに迎えている。最初は全部で7人だったのが、二世誕生等で現在では12人!今年は15人になる予定だ。他の音楽仲間も来たりするので結構にぎやかである。毎年持ち回りで各家庭を会場にしている。年が変わった瞬間に全員で今年の抱負を語り、それをホームビデオに収めたりする。その後、「ゲーマー」同士でゲーセンに繰り出し、妻子のことも考えず、朝3時ごろまでゲームに興じたりするのだった。

 私は正月よりも大晦日の方が好きだ。遠足の前日にも似た「わくわく感」がある。それに「お年玉」を「あげる立場」になってからの正月など何の楽しみも無い。パチンコ屋も出さないし。「早く来い来い大晦日」である(←新年早々何を言ってんだか)。また来月。

その後の話:98/9/27記

 去年の大晦日は久しぶりに家族だけで過ごしたが、淋しいものがあった…まあ、チャットしながら新年を迎えるのもまた一興ではあったけど、やはり大勢で賑やかに歳を送るのが日常になっていただけに違和感はあった。そうはいってもみんな所帯持ちになった訳で、前みたいに年末年始を過ごすのは難しくなっていくんだろうなあ…

 

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