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 えねみー・おぶ・駄菓子屋

 唐突だが、私は駄菓子屋に行くのが好きだ。近年ちょっとしたブームのようになったため割と大きなデパートの中にもそうした1コーナーがあったりするので行く機会も多い。子供の頃に良く食べたあのチープな味が手軽に再現できるため、懐かしがりの私としては嬉しい限りである。あと、駄菓子屋といえばやっぱり「くじ」である。
 ところで私は子供の時分、駄菓子屋のおばちゃんに嫌われていた。というのも、私はくじを引くときに選んで引くためだ。ただ選ぶだけならそう大したことはないのだが、私はそれでたいがいの良い賞品を引き当ててしまうのだ。ここでいうくじとは、1枚づつ切り離されていて裏をめくるタイプの奴だが、この手のくじは周りのミシン目のパターンによって、ある程度当たりの数字が予想できるものが多かったのである。恐らくこういうくじは最初1枚の大判で問屋から卸されてきて、それをおばちゃんがせっせと切り離していたのだと思う。で、大判の大外回りのミシン目が無い、もしくは他の ミシン目と違うパターンならば、一番端に位置しているくじには部分的にミシン目が無かったり違うミシン目がくることになる。つまり、上側のパターンが違えば上位の数字になっているのだ。(もっとも、番号が上から順番に並んでいることが条件だが。しかし事実この手で「あたり」を多く手にしたためこの様になっていたと思われる)この他にも、特撮・アニメ系のブロマイド(パッチンなどと呼んでいた四角いメンコ)は袋の色の微妙な違いやホッチキスの止め方で大体わかり(当たりのカードはスカカードとは別になっていて,封が開いているものもあり、それらは店で確認してからホッチキスで止めるようになっていたようだ)アルバムやポスターをせしめたものだ。(前者のほうは率が低かったが後者は割と信頼できた。しかしほんとにやなガキだねこいつは。自分でいうな〜) こーゆー安易なのがパチンコや宝くじにも使えればねー。また来月。

その後の話:98/9/27記

 駄菓子屋もずいぶんお世話になったものだ。今もお世話になってるが。そういや、あの頃駄菓子屋で中心的商品だったブロマイドって、今もあるのかねえ…一箱とか買って持ってたらそれだけで話題の中心に登れるだけのステイタスがあったのにね…そいやインベーダーが流行った頃、「スペースインベーダー」のブロマイドもあったなあ。知ってる人いるだろうか…

 

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