私はまわりのものから「コンビニおたく」と呼ばれている。よくコンビニで新発売の製品を漁っているからだが、要は新発売でなくても「珍しいやつ」なら何でもよくて、本当のところは「マイナー製品おたく」ということになる。マイナー製品といっても幅があるので、夏だし今回は飲み物系の話をしてみよう。
皆さんは「コカ・コーラ」と「なんか怪しいけど恐らくコーラ」が並んでいたらどちらを選ぶだろうか。恐らく大半の人が「コカ」だろう。ところが私は嬉々として「怪しい」方を選ぶのである。メジャーよりマイナーな方が新しい発見があって楽しいやん!保守より革新じゃー!というのが私のモットーだ。良く言えば。しかしマイナー製品はどこまで行ってもマイナーである。私個人としては好きな味は多くあるのだが、一般受けする味は少ないと客観的には思うし、中には「誰が飲んでもめちゃまずやん!」も当然ある。それゆえ大半が数ヶ月で店頭から消えてゆくのだ。(だから買うのだ!)
例えば、10年ほど前に「サスケ」というドリンクがあり、私は好きだったのだが一般人からは「コーラに醤油を垂らした味」と忌み嫌われ消えていった。ほかにも同時期にメジャー所の「コカ・コーラ」が発売していた薬臭い「チェリーコーク」も悲しいかな消されてしまった。少数派の嗜好も残しといて欲しいもんである。割と最近のものならあまり売れてそうにない店や自販機を探せば、掘出しもんに遭遇することもあるが、製造日が1年以上前のものもざらにあり買うにも飲むにも多少勇気がいる。前にあやまって4年前のを買ってしまい、これはさすがに飲めなかった。(1口飲んでから気付いた…)
地元では手に入らないマイナー製品もある。「Dr.ペッパー」という「小児科の薬のようなコーラ」がそれで、東京では売っている。出張の際には必ず2〜3本買って帰る。(この都会限定パターンはよくあるらしい。前述の「チェリーコーク」も再販されたという噂を聞いた。都会はマイナー製品の宝庫だ!いいなー…)
このようにマイナー製品をこよなく愛する私であるが、友人はおろか嫁さんすらゲテモノ好きとしか思っておらずちょっと淋しい。(あたりまえじゃ〜)また来月。その後の話:98/9/27記
うむ。私の方針は今も昔も変わっていない。やはりマイナー製品の方が面白味がある。お陰で当ページにも「食物のお部屋」なんつーものが出現し、これが一部の人には結構好評らしい。マイナー派は自分だけではないことを知り結構嬉しかったりする。しかし、ドクペは常連さんからの頂きものや、地元で売られていた海外版を購入したりでかなり飲むことが出来満足なのだが、再販されたチェリーコーク(海外版)だけはまだ飲んでいない。広島で売っているという情報も得たのでなんとかせねばな…