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ムーンクレスタ(日本物産)

 私が中学生のときでした。斬新なゲームシステムを引っさげて登場したこのゲーム。その特徴とは…

○自機の形が3機とも違い、性能も違う。

○自機が合体し、合体時はある程度の連射ができる。

○敵が5種類と、当時としては豊富。

○敵が弾を撃ってこない(つまり特攻隊。潔い奴等ではある^^)。

と、大きく挙げるとこんなとこかな?一発でハマっちまいました(^^;)

 ゲーム内容は懐ゲーファン必見の「ゲームの博物館HomePage」に詳しく記述されているのでそちらにお任せするとして(って他力本願な^^;)、ここでは個人的見解を。

 このゲームの最大の特徴はやはり自機の合体でしょう。これによって苦しくも楽にもなるんですから。んで、合体のタイミングですが、1面中(ここでは5種類の敵を全部倒すまでとします)に2回(2、4種類目の敵を倒し終わったとき)あ、これ自体はたいして難しいもんではありません(ブレーキの役目をする噴射はあるんですが、使わない人がほとんどだったのでは^^)。まあ、それでもよっぽどヘマったら死んじまいますけど。

 ちなみに3機の特徴を挙げると...

I号機…弾は単発だが、機体が小さいので敵の攻撃をよけやすい

II号機…弾は機体の両端から2発出る。機体はI号機より一回り程度大きい

III号機…弾は機体の両端から2発出るが、機体がかなり大きいのでツラい(--;)

となります。

 なお、上記合体システムのため、最初の2種類の敵とは単体で戦う事になります。I号機が死んでいればII号機で、II号機が死んでいればIII号機で、ということですね。まあ、各機体の特徴からII号機が一番扱いやすいというのはお分かりでしょう。III号機はコストパフォーマンス(?)が悪すぎる〜(^^;)

  それはいいとして、合体すると、合体している機体の数だけ連射が可能になります。当時のゲームで連射(画面上に自分の弾が2つ以上)できるのなんてなかったからキモチ良い(^^)ただし、当然ながら自機は大きくなるので、敵にやられる確率も大きくなります。実は、この「大きくなる」が結構曲者だったんです。ていうか、問題児は「III号機」(--;)

 I、II号機は体感的にそんなに差がないんだけど、III号機は明らかにでかい。だからIII号機が合体してるときにミスったら、「III号機死んでろ〜」とか思った人は私だけではないでしょう(でも大体、あの忌まわしい巨体が現れる^^;)。ちなみに、最後の2種類以外の敵は後ろから回り込んでくる事もあり、III号機が死ぬ事もそんなに珍しい事ではなかったかな?ただ、この性質のためII号機がやられちまい世にも不格好な「I・III号機合体」を見る事も(^^;)

 ということで、私個人の理想系は「I・II号機合体」もしくは「II号機単体」と思ってます。大体3機合体で戦う相手は最後の1種類だけですし。しかもゲームを続けていくと、この最後の敵が3機合体(ていうか、III号機がいる状態)だと結構ツラかったり。この敵(アトミックパイル)は画面上部で横一列に並んでゆれながら待機していて、その幾つかが1直線に落ちてくるのですが、面が進むとこれがほとんど同時に一度に落ちてくる!(確か、右の2つくらいが少し遅れて落ちてきたよーな。但し、この時一度よけてしまえば、なぜか敵は1個所に固まってしまい何てことはなくなってたよーな^^。どーしてだろ?)うまい人は撃ってよけるスペースを確保してたみたいですが、少なくとも私はIII号機がいたらここでミスってました。で、たどり着いた結論が「III号機迫害論(^^;)」なんですよ。私だけじゃないですよね?(ちなみに、I号機のみならかなり確実によけられるが、この面にたどり着くまでにほぼ死亡^^;;)つまり、III号機とは合体しない。ここで困るのがチビッ子I号機がお亡くなりになっているときです。II号機のみで3番目の敵(フォーディ)と単発ビームで戦うのもツラい(こいつ、5種類の中で1番強いのね^^;)もし死んだらIII号機と2人きりだし。しかし、合体しててミスってもII号機が生き残る保証もないし。「くそー、合体を解くってのがありゃー何も悩まんで済むのにー」てなジレンマがあったりね〜(^^;)うまい作りになってますな。

 このゲームと別れて早10数年。ゲーセンで見つける事もできなかったので、せめてファミコンで出ればなー、と思っていたら95年、スーファミ版が。しかも当時人気を二分していた「クレイジー・クライマー」(これにもハマった^^)、他1本(って、「フリスキートム」やった事がないからって省くなよ苦情メールきたらどうすんだよ>俺 ...って、めったに感想メールすらこないけど;_;誰か感想くださいT_T)の3in1で!。さっそく購入即プレイ!おお、音そっくりやん!やるのぉ!...あれ?スーパーフライ(2つめの敵)だけ似てない...と思ったのは私だけでしょうか(--;)それ以外はよく移植されてると思います。お手軽に懐かしむなら「買い」でしょう。

97.8.8初版

 97/8/17、懐ゲー巡りと称して新宿のゲーセンをぶらついていたら久々にこのゲームに出会えました。やっぱりいいゲームですね。でも、思ったより後半の面が難しく、「アトミックパイルまとめ落ち」の確認が出来なかったのが残念。でもスーパーフライ音の違いや、噴射しないでのドッキング点数(I+II=19×1K、I・II+III=22x3K、 II+III=21x2K)が確認できたのでよし、ですか(^^;)。

97.8.21追記

 

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