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緊急企画
DOS/V用ジョイスティックを作るのだ!

 

 ここ最近、PCでゲームをプレイする事がやたら多くなった。プレステそっちのけでだ。何故かと言うのはこっちへおいといて(謎)、さすがにキーボードでプレイするのが面倒になってきた。ちう訳でPCで使えるジョイスティックを作ってみたくなった訳である。

 さて、ここでPC上で使えるジョイスティックの案をいくつか考えてみた。

1.フルキーのテンキーの上にかぶせるタイプのものを使う。
2.昔作ったMSX用のジョイスティックとフルキーを半田付けして使う。
3.新たにテンキーパッドを購入して、それに昔作ったMSX用のジョイスティックを半田付けして使う。
4.新たにPC用のジョイパッドを購入し、基盤部分を昔作ったMSX用のジョイスティックに内蔵させる。

と言ったものである。この内2.はさすがに勇気が無いので没(笑)。とりあえず3.4.の案でいく事にし、とりあえず市内のPC屋に足を運ぶ。まず3.のためのテンキーパッドを物色。意外に高い。一番安い奴でも3500円以上する。これからバラしてしまうものにそんなにかけたくないぞ(笑)失敗するかもしれないし。4.案にターゲット変更、物色中に変わったものを見つける。その名は「Keystik」。テンキーではなくカーソルキー上にかぶせて使うジョイスティックだ。値段を見ると1600円もしない。ちう訳で1.改案を実行。

 家に帰って早速取り付けてみる。箱を開けると本体と外してしまう時のケース、調整棒、磁石が入っている。本体に磁石を取り付け、カーソルキーの所に鉄板を取り付ける。キーの押しかげんを調整棒で調整、早速ゲームをしてみる。おお!これは思ったよりなかなか良い感じではないか!操作にあまり違和感を感じないし!…っと、ちょっと力が入ったら外れてしまった。…う〜む、固定感ははっきり言ってよろしくないなあ…磁石だから仕方ないと言えばそうなのだが。いっそのこと接着剤で固めてしまうか?(笑)いや、そんな事をすれば普段使っているキーボードカバーが使えなくなってしまう…

 ためしプレイを数回やったところで、用があるので少々悩みながら出かける。そして用が済み、帰り道にあるPC屋に入って再び4.案のためジョイパッドを探してみる。そこで発見したのが「サンワサプライ」の「ヴァーチャグリップ」だ。ボタンは4つだが、今やってるゲームのほとんどは2ボタンもあれば充分なものがほとんどなので問題無し。値段は1600円強。おお!これならテンキーパッド買うよりよっぽど安いし、駄目でも諦めが付く(笑)ちう訳でこれを購入、帰ってから製作だ!

 製作、と書くと何だか大変そうだが、実際の作業は以前自作したMSX用ジョイスティックの中にジョイパッドの基盤を取り付け、半田付けするだけである。まず、物置からジョイスティックを探してこなければ…っと、これは簡単に発掘できた。そしてジョイパッドをばらす。基盤は割合に小さく、ジョイスティックの中に何とかおさまるサイズで一安心。基盤の固定は横着して両面テープで簡単に。その代わり半田付けは慎重にしっかり行なう。全ての作業を終えるのに30分もかからなかった。早速取り付けでゲームをプレイしてみる。…反応しない。なんでか!PCを立ち上げ直してみるも駄目。…そだそだ、コンパネからジョイスティックの設定をやってみるか。設定後再度ゲームを。おお!今度は動いた!しかもゲーセンのフィーリングそのままやあ!!!感動だ!(T_T)う〜む、これでまた眠れない日々が続きそうだ(笑)


▲これが「Keystik」だッ!

▲keystikの裏側。白いものの高さを調整して自分にあったフィーリングに出来る。丸いのが磁石と鉄板だが、この程度の吸着力ではちとキツイ(^^;)

▲左が物置から発掘してきた自作MSXジョイスティック(12年モノ(笑))、右がパッドとしては一度も使われることなくばらされる(^^;)「ヴァーチャグリップ」

▲ジョイスティック内部。う〜ん、ごちゃごちゃやなあ(^^;)

▲ジョイスティック完成!うむうむ、満足である。ところで何にそんなにハマってるの?(笑)

▲パッドの残骸は娘どものおもちゃになりましたとさ。

 98.8.24 初版
98.8.26 二版

 

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