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ブラックオニキス(BPS)

 

写真1: タイトル画面

写真2: プレイ画面。左の一番上がプレイヤーのステイタスゲージ。青いバーが耐久力で赤い部分がダメージを受けているという事。全てが赤くなるとそのキャラは死亡する。

写真3: 井戸の底にいる最強モンスター「クラーケン」。並みの人間では確実に殺されてしまう。

写真4: 見えない魔法のマントを着たモンスター「ハイダー」。こいつを倒すと「魔法のマント」を手に入れる事が。ちなみに既に全員これを着ている為武器とクスリケースしか見えない。

 環境:PC8801

 ゲームシステム:本格的なRPG。5人以内のパーティを組み、伝説の宝石「ブラックオニキス」を探し出すのが目的。舞台は「ウツロの町」で、広大なマップの中を歩きながら捜す。マップはほとんどが地下で、そこにはモンスターが徘徊しており、出会ったらまず戦うことになる(こちらの強さによってはモンスターが逃げ出す場合もあるが)。戦いは自分たちと敵とが交互に行う為、最初のターンですべての敵を倒してしまえばこちらがダメージを食う心配はない。但し、敵はこちらの数を大幅に上回る大人数で押しかけてくることも多々あるので、最初は苦戦することもある。敵との戦いを無事に終えれば経験値のゲージが少しづつあがって行き、それがいっぱいになるとレベル(強さや耐久力など)が1つ上がる。地下深く降りるに従い強いモンスターが出現するようになるので、はじめは地下1〜2階で弱い奴を相手にレベルを上げるのが仕事になる。また、モンスターを倒すと金を持っていることがある。モンスターがなぜ金を持っているかは深く追求しないが(^^;あ、もしかしてこのモンスターが倒した勇者が持ってたのかもね)。これらを集めるのも仕事のうちだ。というのはこの金で武器や防具など、冒険に必要なものを買い集めないといけないからだ。以下に列記してみると...

武器:ナイフ、こん棒、鎚矛、短剣、斧、槍、長い剣、両刃の大刀、戦闘用の斧がある。このうち槍と両刃の大刀、戦闘用の斧は両手で持つため「楯」を装備できない。

楯:S,M,Lがある。

鎧:革製、鎖かたびら、装甲鎧(上半身のみと全身)、陣羽織がある。

兜:鎖頭巾、羽型の兜、角型の兜がある。角型は顔が恐い(^^;)

クスリ:まずケースを買って(ケース別売りとは!)その中にクスリを詰めて携行する。どんな怪我でもこれを飲めば回復できる。大怪我だと何粒も飲まないといけないが。なお、大怪我の場合、このクスリを売っている病院で診察・治療してもらった方が安上がりだ。

このほかにもウツロの町には銀行まで存在し、持ち切れなくなった金をためておくことが出来る。

 

 冒険の手引き:このゲームは地下に降りないとなにも始まらない。地下に降りるルートは以下の3個所だ。

(1)井戸

(2)入ると「イロイッカイヅツ。。。。」と表示される建物

(3)墓場

このうち(3)は一番下までは降りられないので、ごく初期のレベルアップ用に使うだけ。冒険には(1)(2)から降りることになる。だが(1)は恐らくこのゲームをプレイしてすぐ行く人も多いだろうがまず返り討ちに遭う。いっきに地下5階まで降りられる代わりに強烈に強い大ダコ「クラーケン」が待っているからだ【写真3】。相当のレベルでないと倒せないので、結果的に(2)から少しづつ降りていくことになる。マップだが、トリッキーな仕掛けが多く存在するので、こまめに作成しないとまず迷う。仕掛けは大きく分けて「ワープ通路」と「一方通行壁」だ。前者は黒い壁を通り抜けると別のところに出てしまう。後者は片方からは壁が無いようにみえるのに、通った後振り返るともうそこは壁で引き返せない、と言うものだ。ある階ではこれが駆使されており、迷路が見えないため一歩でも行き過ぎると最初からやりなおし、というところもある。

イロイッカイヅツ・・・:このゲームのもっとも山場のなぞ解き。これを解いてしまえば後はそう大変でもない。逆に言うとこれが解けなければこのゲームは永遠に終わらないのだ。それは地下6階で初めて分かる。それまで水色だった壁がそこに来ると「カベノイロハキイロ」と表示され、壁が黄色になる。ワープ通路が点在しているので通り抜けるとまた「カベノイロハ・・・」と表示され、その色の世界が広がる。この階は全部で、白、の6色の部屋で構成されている。イロイッカイヅツとはこれらを一回づつ通るということか!?と思ったらそれは間違い(惜しいけど。あ、でもSR版は…^^;)この謎は地下6階のマップとともに掲載しておりますので、見たい方はここをクリックしてね(RPGの性質上、見たくない人も居られるでしょうから...とは言いながら、今でもやってる人いるのかなあ^^;;)。この謎を解けば9割がた冒険は終わったといっても過言ではない(とはいうものの、モンスターの強まりかたはかなりのものだが。まあ、ここまで来れるくらいにレベルが上がってるのなら大丈夫かな?)。

 思い出:私が本気でハマった最初で最後のRPG。ほんとに面白かった。敵の種類は多いし、マッピングの楽しみもあったし。あの頃全部の階のマップ作ったのになくしちまった(;_;)面白かったけど時間をメチャメチャ食うゲームだったな〜「イロイッカイヅツ」の謎は誰からか教えてもらったよーな。でも、それが分かってもあの部屋って無茶強いモンスター目白押しだもんな〜簡単には解けないよね。

 ズルい技:このRPGって、自分で作ったキャラを育てるってのも1つの楽しみだとは思うんだけど、それには膨大な時間がかかるし、苦労しても成長が延びない奴の場合もある。このゲームだけに時間取れなかったし。そんな時友人から写真のようなキャラをもらった。如何にも弱そうな名前の奴等だ。だが、見れば分かるように耐久力のゲージは満タンに近い!めちゃ強い奴等だった。んで、彼らの中に自分のキャラを混ぜたパーティで「教育訓練」と称して冒険してたな。それでもなかなか強くならないうえにしょっちゅう死んじまうから業を煮やしちまい結果的にはこいつらのみを使ってクリアしたんだもんな〜RPGやる資格なし!>私(だから、あれ以来RPGしてないです^^;)

99.10.11二版
97.9.30初版

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