環境：ＰＣ８８０１
ゲームシステム：ＥＮＩＸ創立頃のソフト。確かプログラムコンテストの入賞作品だったと思う｡自機はＣＨＵＮ君で4方向に動く｡横移動時にはジャンプも可能。フィールド内をうろついているモンスターに捕まらないように、彼らをドアの中に入れ､出てくる前に閉じてしまえばよい｡全部のモンスターを閉じ込めれば1面クリア｡また、画面中央部にあめ玉などが出てくるので､これを取るとボーナス点。地面には赤い画鋲が落ちていることもあり、これを踏むと1ミスになる。なお、このゲームの作者は後年「ＣＨＵＮソフト」を創設することに。(今度よくプレイしてもう少し詳しく書きます^^;)
想い出：このゲームって、構成やキャラのイメージなどは「パックマン」をお手本にしているよーな（ゲームのインストデモを見るとよく分かる。各キャラにニックネームが。【写真上左】)。でも、敵をドアに閉じ込める、と言うアイデアが斬新だったな〜。８８持ってた人は1度はプレイしてると思う。でも、パックマン同様私は苦手だった（よーするにパターンゲームが苦手なのよ^^;;;)。
続編：このゲームは８８上でかなりの人気を博し、後にファミコンなどにも移植されました。そして、８８にも続編「ドアドアｍｋII」【写真下】が登場。全体にキャラクターを大きくし、それぞれのキャラのかわいさが一層際立っています。ゲーム性もワープ通路、どちらからも開けるドアなど、工夫が見受けられます。ですが、私が言いたいのは音楽！「ドアドア」のビープ音で流れていた曲をアレンジしたものが音源チップで再生されるわけですが、８８ＳＲに付いているモード選択(Ｖ1,Ｖ2)によって、使われる音源が変わるのです（V1SならmkII音源、Ｖ１HならＰＳＧ音源、Ｖ２ならＦＭ音源)。このため、気分によってＢＧＭを３種類堪能できたという、コンピューターミュージック野郎にはこたえられないおまけ機能が付いていたのでした。
