ゲームシステム:タイトーの懐ゲー「フェニックス」の3面目と同じくタイトーの懐ゲー「バルーンボンバー」を足して2で割ったよーなゲーム(笑)。昔はこのように複数のアーケードゲームからアイデアを持ってきたゲームって結構あったな。
自機は砲台で左右に動く。上から降ってくるイーグルとBOMBを破壊しながら上空に対峙している彗星帝国(笑)の中央にいるボスエイリアンを破壊すれば1面クリア。
破壊するにはお椀上になっている部分を壊していく訳だが、ボスエイリアンのすぐ下の部分は左から右に流れており、簡単にはボスエイリアンを破壊するための突破口は出来ない。さらに、突破口ができても、お椀の左右にある少し暗くなっている「キーポイント」と呼ばれる部分を破壊してからでないとボスエイリアンは倒せないのだ(これが「ダブルバリアー」なわけだ)。
得点はイーグル10点、BOMB30点、キーポイント500点、ボスエイリアンは1000点+POOLポイントが加算される。POOLポイントとはミスするまでに破壊した敵の点数がたまっていくもので、ミスすると初期値の1000点にもどる。つまりミスせずにクリアすれば高得点に繋がると言うシステムだ。
なお、1面クリアするとイーグルとBOMBが1つずつ増える(1面目では2個ずつ存在する)。BOMBは必ず破壊せよ:このゲームでは敵はミサイルを撃ってこないし、「フェニックス」のように彗星帝国がスクロールして迫ってもこない。ミスになるのは「エイリアン」か「BOMB」に触れた時だけだ。こう書くとかなり簡単なように感じるが、実はBOMBは地面に到達するまでに破壊しておかないと、自機の動きが制限されてしまうのだ。
エイリアンもBOMBも降って来ては地面に反射して帰っていく動きをするが、BOMBは地面に当たるとその部分を削ってしまうのだ。これはまさに「バルーンボンバー」と同じで、そこより先には簡単には進めなくなる。「簡単には」と言うのは、壊したところへ進もうとすると地面が少しずつ修復されて進む事は出来るためだ。そういった意味では地面が修復されない「バルーンボンバー」よりは楽かもしれないが、敵は破壊しても破壊しても途切れることなく降ってくるので結構きつかったりする。という訳で、最低「BOMB」だけは破壊するようにしよう。想い出:こーゆーアーケードもどきのゲームってなんかわくわくしたもんだ。当時はアーケードゲームですらコピーもの・パチ物が大手を振って稼動してたからな。しかもこのゲーム、それほどメジャーでない2作品からアイデアを拾ってくるところがニクイニクイ(笑)ゲーム自体は結構難しく、その割には構成が単純なんで割とすぐ飽きてしまったりしたけど、良い思い出を作ってくれた1作品である事は間違いないです(^^;
▲ゲームスタート。まずは両脇の「バリア」を外そう。 |
▲ギャラクシアンみたいなのが「イーグル」で、気球みたいなのが「BOMB」 |
▲BOMB着床しまくりで地面ボロボロ。ほとんど死。 |
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▲一応ネーム入れもあるのだ |
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99.3.19初版