ゲームシステム:ビリヤードを基本としたゲーム。プレイヤーは白い手玉をコントロールして6個の先玉をすべてポケットに落とせば1面クリア。手玉はカーソルの左右で矢印を動かしショットの方向を決め、画面左下の動いているゲージでショットの強さを考えながらスペースキーでショット。手玉は3ショット以内で1つも先玉を落とせないか、スクラッチ(手玉がポケットに落ちること)してしまうと1つ失われる。手玉が全て失われたらゲームオーバー。手玉はゲーム開始時に3つあり、1000点で1つ増える。ボールとプレイフィールドの摩擦は低く設定されており、普通のビリヤードでは考えられないほど、ボールはバンク(反射)する。
得点:ボールについている番号×10が基本の点数。ミスをせずに連続して先玉を落とすと先玉の点数は2倍、3倍…と上がっていく。先玉は番号順に落とさねばならないとかタッチしないといけないとかの制約はないが、ミスをしなければ番号順に落としていった方が高得点に繋がる。なお、1面の最高得点は910点となる。スクラッチしてしまった後にポケットに落ちたボールは得点にならない(ポケットしたことにはなるが)。
力かげんをマスターせよ:このゲームでは摩擦係数が低いため、ボールを強く打つとかなり長い時間ボールはバンクする。そのため、強く打てばどこかに入るだろう的に打ってしまうと先玉が入らないばかりか手玉をスクラッチしてしまうことにもなり兼ねない。このゲームで手玉を失うのはスクラッチか「3回ミスした時」である。連続ポケットの高得点を捨てても、布石となるショットで良いポジションを作り、3回以内に先玉を落としていけば確実に高得点を狙え、より先の面まで進むことが出来るだろう。極端に言えば、2回のショットで確実に落とせるポジションを作れば良いのだ。手玉には押しや引き、ひねりと言ったビリヤードの基本的要素は何も無いため、逆に言えば力かげんを覚えるのは簡単だと思う。ちなみにこのゲームは、ショットの方向、力加減が同じなら、毎回全く同じ動きをするのである。つまり極論すると、カーソルキーを何回どちらかに押したか、ゲージのどの位置でショットしたかを完全に把握すれば、パターンにはめることができる!!はずです(笑)
想い出:これもよく徹夜させてもらったゲームだ。1面2面は普通のビリヤードのプール台と変わらないが、それ以降の面はトリッキーな形の台がどんどん登場するからだ。しかし、結構ムズいゲームで、良くやってた時でも10面は行っていない。だから、何面あるのかも分からない…今日レビューのために10数回プレイしたがたったの3面もクリアできないほど落ちぶれていた(笑)それにしてもコンティニューないのか?全面見てみたいよう…
▲デモ |
▲1面目。かなり普通の構成。 |
▲プレイ中。 |
▲2面目。ボールの配置が変わる。ちなみにこのままショットするととても情けない目にあう(笑) |
▲3面目。もはやビリヤードの常識は通用しなくなっていく。 |
to be continued... |
99.1.16初版