環境:PC8801シリーズ
ストーリー:コンピューターシティ「ゼノン」の暴走を止めるためにロボットを操って中枢を破壊セヨ。
ゲームシステム:ロボットを操作し、敵を倒しながら進む縦スクロールシューティングゲーム。画面の見た目は「テスタメント」を連想します。ロボットは縦横にビームを発射できます。地形を利用して敵弾から隠れたり出来ます。横穴の出入口を通る時シールドがかかり、一定時間敵弾から身を守る事が出来ます。このあたりがミソ(笑)。全7面でクリア後1面へループします。
敵弾について:敵の発射する弾には2種類あります。広範囲に発射できるがスピードは遅い通常弾と、前方・左右にしか撃てない高速弾(連射可)です。
自機の武器について:自機の放つレーザーは高速ですが連射はできません。インベーダーゲームと同じという事です。弾は固定物に対しては貫通できません。
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自機:キー操作によって例えば前方に向いたまま横歩きが出来たりします。武器は斜めに撃つ事はできませんが、このテクニックを使いこなせるとうまく進める事が出来ると思います。ちなみに右利きです。よって立ち位置は敵より半身左にして撃つ事が基本です。これが結構重要だったりします(笑)。 |
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敵1:固定物。通常弾を発射してきます。 |
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敵2:固定物。高速弾を発射してきます。この敵がたくさん出現する中盤以降は脅威となります。 |
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敵3:固定物。破壊不能。弾は撃ってきませんがうっかり近づくと感電死します。敵や弾をよける事に気を取られ、やられる事がよくあります。 |
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敵4:固定物。地形の壁面にくっついています。弾は通常弾ですが左右同時にまとまって出現されたりすると、突破するのに一苦労します。ちなみに地形にもぐりこんでいる時、裏から破壊する事ができます。 |
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敵5:可動ロボット。自機と縦や横軸が合うとまっすぐ突進して来ます。弾は撃ってきません。前方から横一列に並んで出現した時、自機と横軸が並んだ時の突進は少々やっかいですがうまくやれば一発で全滅させる事ができ、気分爽快です(笑)。 |
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敵6:巨大な弾。横に突進し、壁等に当たるとそのまま真下に飛んできます。スピードがある為、画面端を歩いていると気付かないうちにいきなり自機がやられるなんて事もあります。 |
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敵7:ボール状の敵。ピンボールの弾と同じ動きをします。うまくかわしても壁に跳ね返ってきたりするのでたくさん出てこられると動きを読みきれずやられやすいです。 |
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敵8:自機と同型のロボットか。高速弾は発射してくるし集団で襲ってくるので強敵です。しかし敵5同様自機の弾は貫通するのでこれを利用して突破するべし。 |
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敵要塞:最後の敵。が、1発で破壊できます(笑)。それよりもここまでたどり着くのがどれだけ大変なことか(泣)。 |
レビュー:私が遊んだのは1985年頃だと思います。これは後に88SR専用版も出たようですが、私のは8801/mkU版のほうでした。しかもテープ版!ロード時間はだいたい10分くらいでしょうか。それほど長い感じはしませんでした。
いや、よくできていますよ、これ!今やっても面白かったし(笑)。なによりも88なのに滑らかスクロールだし(笑)。88で滑らかスクロールのゲームってどれくらいあるのでしょうか。私の思いつく範囲では「アルフォス」くらいですね。これも1983年発売なのですが、今思うとすごいよなあ。私が小学生の時にこれだけ素晴らしい出来のゲームがあったとは。後年グラフィック技術の進歩に88の性能が追いつかず、ガタガタスクロールのゲームがたくさん出るようになりましたがこれも88というパソコンの人気寿命の長さゆえなのでしょうか。83年という時期はその意味でスクロールゲームにはちょうど良い時代だったのかもしれませんね(笑)。
このゲームの面白さの理由の一つに適度な難易度というのはもちろんなのですが、横穴を通る時にかかるdefenceシステムが大きいのではないでしょうか。これは自機を一定時間敵弾から守るものなのですがこれをうまく活用する所に面白さがあります。また、フィールド上の敵が多い時に横穴に入り、裏側からやり過ごしたりしていくとうまくかわせたりと非常にハラハラできます(笑)。横1列に並んだ敵ロボットの集団を横から一撃で貫通破壊した時も爽快ですねー。また5000点ボーナスの隠れキャラ(?)もあったりと、値段以上に楽しめた事は間違いありません。ところでこのゲームの作者「呉英二」氏とは有名な方なのでしょうか?情報求ム!(ドカ
アルフォスもそうですがこの頃のゲームって味のある物が多かったと思います。どこの懐ゲー関係のサイトでも語られていると思いますがこう思うのは一体何故なんでしょう。やはりグラフィックが地味な分プレイヤーの想像力を無限に引き出してくれるという事が挙げられるでしょう。ウルティマなんかとくにそうだし。私の場合ポニーキャニオンの移植物よりスタークラフトの移植物のほうが好きですし(笑)。その昔、パソコンのアドベンチャーゲームはテキストオンリーのものだったと聞きます。これも当時のプレイヤーの想像力を掻きたてた事でしょう(笑)。私自身だと高校の時、数人で1冊の本で遊ぶRPG(進行役を1人決めて机上で遊ぶヤツ。何ていう物か忘れた)がちょっと面白かったという記憶があります。これも想像力を掻きたてるという意味で同じなのかなあ。
要所場面集:
・ プレイ画面 |
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・ プレイ画面 |
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(全文:全画像:お肉)
※1年以上もほったらかしといて、申し訳ありませんでした
02.1.1初版