とうとう限界点を超えてしまったようだ。病院に着くなり、俺を待っていたと拝むような態度。連れて帰ってもらうために待っていたと。
また始まったのか、と思ったが、どうやら今回のそれは今までのような軽いものでも無いようで。
もう、どうしても帰りたい、と。このままではおかしくなってしまう、と。
婆さんの腰についてはもうほぼ完治しており、介護認定待ちの状態。暖冬とはいえそう暖かくは無い自宅より、病院の方がいいと思っていた。食事だって作る必要も無いし。
ただ、そこそこ健康な状態での入院生活がいいものではないことは俺自身知っていた。学生時代に肺炎で入院、病状はあっという間に完治したが、肺の影が消えなかったため2週間入院となった。元気な状態での1週間は本当に辛かった。
だから3連発イベント明けとなる連休明けの来週くらいから、実費でヘルパーの検討もしようかと思っていた矢先のことだった。そこまで持たなかったか…
とりあえず、来週には退院できるようにヘルパーやデイサービスの日数増加をなんとかするから、となだめすかして帰宅。すぐさまケアマネージャさんに連絡、段取りしてもらう。遠方の叔母にも連絡したら忙しい中帰省もしてくれると言うこと。
そんな訳でいよいよ退院近し。吉と出てくれることを願うばかり。
そして全く別の方向から全く別の新たな問題が発生…これ以上、俺の家庭をどうしようって言うんだ(涙
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