次女の発案でレイトショーを見に行った。以下いつもの。
いつもどおり与太話から。堀北モノ今月早くも2回目なわけだが(w、悪役(?)の彼女もなかなかおつなもんだった。それはいいんだが随所に突っ込みどころが満載で、怖いというよりはてなマークが浮かびまくりの2時間だった。首吊りロープは、アレでは絶対に首つれないとか、つーかあの結び方では絶対に首があの角度にはならないとか、後半の学校のシーンはまるっきり「場末の寂れた遊園地のお化け屋敷」にしか見えないとか、ネットに潜む「呪い」にメアドが存在するの?とか、その対処法はまるっきりチェーンメールか掲示板荒らしじゃねーかとか、ジヌがえみりの携帯を持っていくことで自分が死ぬことになったが、確か転送しないと、その携帯の受信者が死ぬんじゃなかったかとか、あの間に転送したかもしれないけど、時刻がもう死ぬ時間だったじゃないかとか、うーむ、ちょっと思い出しただけでもありまくりだな。
しかしメールの件はやっぱり納得いかないよなー。呪いが潜んでいたPC?にメアドが存在したとして、いくらそのアドレスに大量にメールを送ろうとも、その受信先のPCがダウンはしないだろ。つか、まずメールサーバがダウンするだろ。…はっっ!!もしかして、あのPCはメールサーバにもなっていたのか!??…にしても…コンセントから火はふかねーよ流石に(w
しかし板尾が先生役かよ。しかもメチャシリアス。なのにどーしても「ごっつええ」での彼が浮かんでしまい、どうにも彼の役にのめりこめなかった。彼が出るたびに、「ごっつええ」での「シンガーソングライター」が浮かんでしまってさぁ…「人見知りするかー」とかさ(w。
やっと本題に入れるか。話的にはちゃんとホラーにはなってるんだろうけど、そっちの怖さより、人間同士の欺瞞、つまり「誰かに転送されてしまう」ことを恐れてのパニックの部分が怖かったかも。そういえば以前に見た「宇宙戦争」でも同じことを感じたなぁ。やはり最終的に怖いのは「生きている人間」なのか。
この作品は「死の予告電話」が大きなキー、というか話の中心になっているんだが、その扱いが時間を追ってだんだん簡略化されていたのが少しアレだった。最初はちゃんと携帯に画像なり動画なり、その人の「死」に対する予告があったのに、3人目あたりからもうそれを完全にはしょってる感じ。死に方にしても最初の2人は無理やり首吊りになってたことで、冒頭の「パム」のシーンにずっとかぶさっていくのかと思ったら3人目からは全く別の死に方。乾燥機でグルグルの刑とか、自分で心臓を取り出す刑とか、口からニワトリの毛を吐く刑とか(w、もう訳判らん。つか、そんなことなら2人目なんて別に電線で感電死ってだけでもよかったんではないかと。あのシーンの首に無理やり巻きつく電線がCG浮きまくりで激しく違和感あったので。ただ、死に様は死亡者の中でも最もグロくてリアリティがあったといえばあったのだが。
余談。130Rが二人とも出ているとは気付かなんだ。
いやーこんなに長文になってしまうとは思いもせなんだ。とりあえず俺とyumeにはなんだか物足らなかったのだが、娘ーずらには激しくインパクトがあったようで、次女はもちろん、めったに俺と寝ない長女までが一緒に寝てくれ要請でありがたい映画だったわ(w
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