朝、婆さんを病院に連れて行った後、そのままプチ花見に婆さんの生まれ故郷のダムへ。なんか体調悪いとか言っていたので心配していたが、本日はそんな様子もなく滞りなく終了。予定通り四半世紀ぶりのリメイク作品「のび太の恐竜2006」を見に行く。以下いつもの。
とりあえず与太話から。しずちゃんと言えば入浴シーンなのは皆さんご存知の通りなのだが(w、なんと今回の作品にはそれがほぼ「無い」のだ。1981年版には原作どおりのカット割で存在したのに、今回はイメージ映像(?)のしかも一瞬のみ。そのくせ「パン○ラ」はやたら多かった気がする。まあそれも藤子テイストとしては間違ったベクトルではないんだが、あそこまで多いとなんだかなぁ…とも思えてしまったりもするものだな。あとピー助の声はファーストインプレッションでは結構おどろいた。ちゃんと「ピー助」していたからだ。だが、成長したピー助の声は完全に「神木君」だった。まぁ、よくやっていた方ではないかな。
さて、と。正直かなり期待して見に行った訳なのだが…見終わってからのこの虚無感はなんだ?新ドラになってから原作に忠実なストーリーと作画のおかげで再びTV版を見ることが多くなった俺なのだが…「のび太の恐竜」ってこんな話だったっけ?特に後半部分、なんかまるっきりオリジナルストーリーのような気がするのだが…っと、ネットで検索してみたら同じ事を思っている人が結構居るようで、1981年版、というか原作をリアルで読み、なおかつ結構はまった人だとかなりの違和感を覚えるんじゃないかな。実際1981年版のDVDを借りて見ることが俺的にほぼ決定だし、原作本も買おうと思っていたりする。ああ、当時の原作本売らなきゃよかったよマジでorz。そうそう、作画のほうもかなり粗いところがありすぎ。よく言えば「東京ムービー」風の作画と言えなくもないのだが、いかんせんこの作品に合っているとは思えないんだよなぁ。現在のTV版と反対のベクトルで作ったのか?この作品は…
「オリジナルストーリー」になったせいか、突っ込みどころが満載だった気がする。タイムふろしきって単純に包んでいる時間の長さで戻ったり進む時間が変わるんじゃなかったっけ?とか、ラスト付近で敵の基地内の全ての恐竜を四次元ポケットに入れて救出した訳だが、何故にドラの身体が膨れる?四次元じゃないじゃん(wとか、道具も全て流れて無くなった、と空になった四次元ポケットをドラが見せていたが、タイムマシンはどこに入ってたんだよ、とか、なんで桃太郎印のきび団子を食った恐竜たちの中でティラノだけ目がイッちゃってるんだよ、とか(これは会場の子供たちにはウケまくっていたが、結局日本には歩いて帰ったのか?しかも道具全く無しの状態で?そのうえ目視でのび太の机の位置を確認??それってどーいう確率よ?!とか、しかもその時代の日本って全て海だったはずなのになんで陸地になってんだよ、とか、そんなの。なんかもう一度見ると倍くらい増えそうな気がするな(汗
そういえばブロントザウルス、って存在しなかったんだよね。そこら辺はちゃんと変更されていたが、変更すべきでないところは変更しないに越したことは無い、と思える後味でしたわ…
ううむ、やっぱり25年前に激ハマりしていただけに感想も気合が入ってしまったな(w
夜は錦帯橋の夜桜。久しぶりにカメラフル稼働。たまには表の写真館も更新したいもんだわ…
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